2019年10月、令和元年東日本台風により被災してしまった川崎市市民ミュージアム。休館から2年後の2021年末、オンラインでの展覧会を開催。ミュージアムやその近隣を池田と小山が撮り下ろした。池田の撮影する館内の何気ない表情と、施設を取り巻く河川敷の豊かな自然を切り取った小山。両者の作品が呼応しあうように交互に配置され、単なる被災したミュージアムの記録集ではなく、美しい写真に心動かされる。未公開の作品含む55点収録。装丁は様々な展覧会や美術書のデザインを手がける須山悠里氏。
発行：川崎市民ミュージアム
25cm×17.4cm、74p、ソフトカバー
※2021年12月23日～2022年3月31日の間、川崎市市民ミュージアムのHP上で開催したオンライン展覧会の図録。
